あなたとカモミールティーを

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

【あなたといたい…4】

こんばんはー。
明日は学校だ。
修論発表の練習とレジュメの相談らしい。
帰りに本屋寄って雑誌チェックしようっと♪
立ち読めるといいなぁ。


【あなたといたい…】の続きです。
もう書きたいことは書き終わったからいいんだけど、
何となく中途半端な気がしたので書いてみた。
読まなくても全く問題ないです(笑)
あぁ、私にシリアスは向かないらしいと実感しました。
シリアスにしたかったのに結局イチャラブかよっ!みたいな。

【あなたといたい…4】 堂郁 夫婦



「兄貴ー、郁ちゃーん、起きて~。」

けたたましい声とノックの音で目が覚めた。
隣を見ると爆音にも関わらず郁は眠っていた。

「もう起きたからあっち行ってろ。」
「ちょっと!せっかく起こしてやったのにその言い方なくない?」
「あぁ、悪かったな。郁起こしたら支度して行くから。」
「はいはい、ごゆっくり。」

静佳がいなくなったので郁を起こしにかかった。

「郁、起きろ。」
「ん?んー。」
「郁。笠原の家行くの遅くなるぞー。」
「んー。」
「全く仕方ない奥さんだな。郁、起きないとどうなっても知らないぞ。」

そう言うが早いが郁の口にキスをした。
さらに無理矢理唇をこじ開けて舌で口内を刺激した。
すると息苦しさからか眉間に皺を寄せ間もなく目を開けた。
口を離してやると何度か軽く深呼吸をした。

「お目覚めかな、奥さん?」
「もうっ!篤さん朝から何するの?」
「中々起きないからいけないんだ。郁はキスが一番起きるからな。」

意地悪そうに笑うと「篤さんのバカ」と顔を赤くしてうつむいた。
そんな顔をして煽ってるつもりかと問い質したくなるが相変わらず無自覚なんだろう。
郁らしいと言えば郁らしい。
もう少し可愛い妻と戯れたかったがあまり遅くなると静佳に何を言われるか分かったものじゃない。
郁を急かして居間に向かった。

「おはようございます。すみません、遅くなって。」
「いいのよ、気にしないで。2人とも一昨日まで仕事で疲れてるんだから。」
「すいません。手伝いますね。」
「あら、いいのに。ありがとう。」

郁が堂上の母親の手伝いを始めたので堂上は居間で新聞を読もうと広げた。
そこへニヤニヤ顔の静佳がやって来た。

「兄貴が無茶させたんでしょう。」
「無茶って何だ?俺は何もしてないぞ。」
「そうなの?てっきり昨夜は夫婦生活を―。」
「静佳!」
「はいはい。つい兄貴のことからかいたくなるんだよねー。」
「からかうな!お前も油売ってないで手伝ってこい!」

思わず怒鳴るとそんなこと気にも留めない顔で手伝いに台所へ向かった。

「お前たちは朝から元気いいな。」
「あいつがうるさいだけだ。」
「お前も怒鳴ってて元気だったじゃないか。
まぁ、怒鳴りでもしないと静佳は大人しくならないからな。」
「何であいつはいつまで経ってもああなんだ?」
「さあな。元気ないよりいいだろう。」
「限度があるけどな。」

「お待たせしました。」

静佳談義が落ち着いた所で3人が食事を運んできた。

「郁、溢すなよ。」
「溢さないよー。いつもそうやって子ども扱いするんだから。」
「そうよ、篤。郁ちゃんもう立派に家事こなせるようになってるわよ。
手伝ってくれるの見れば分かるんだから。」
「本当ですか?」

母親の言葉に郁の顔がパッと輝いた。

「篤さん、褒められちゃった。」
「よかったな。」

ポンと頭に手を置くと嬉しそうに目を細めて微笑んだ。

プニ

微笑むと上がった頬が気持ちよさそうでついつまんでみた。
すると郁は真っ赤な顔で抗議してきた。

「ちょっと篤さんいきなり何するんですか!」
「すまん、気持ち良さそうだったからついな。」
「あははははは。兄貴何やってんの?2人きりの時っていつもそんななの?
あんなに堅物だったのにね。驚いたわー。いやぁ、いい物見たわー。」

静佳は小牧ばりの上戸に陥り両親は声は出さずに肩を震わせた。
チラリと郁を見ると真っ赤な顔でこちらを見て口パクで「バカ」と言ってきた。
静佳の前で迂闊だったと今更後悔しても遅い。

「いい加減笑い止め!」

いつまでも上戸から復活しない静佳を怒鳴りつけるが一向におさまる気配がない。
無視して食事を取ることにした。
しばらくすると漸く静佳も落ち着きを取り戻し食事を開始した。
余程さっきの堂上の行動が衝撃だったらしく食事中に静佳からのからかいはなく、無事に食事は終わった。
片付けを済ませ時計を見るともう1130時を回っていた。

「郁、そろそろ行かないと向こう着くの遅くなるぞ。」
「あっ、本当だ。じゃあそろそろ行こうか。」
「あら、もうそんな時間になるの?2人とも暇なときはいつでも来てね。
こっちは基地からも近いし。」
「はい、またお邪魔させていただきます。」
「そうそう、私も滅多にいないし。」
「お前がいるときにはもう来ん。」
「うわっ、ムカつくわー。」
「まあまあ、2人とも。じゃあ気をつけてね。」
「はい、失礼します。」

挨拶を済ませ外へ出ようとすると静佳が郁を呼び止めた。

「郁ちゃん!」
「はい?」
「あのさ、……。」

何か変なことを言いやしないかと耳を傾けたが何も聞こえなかった。

「じゃーね。」
「失礼しまーす!」

やっと2人きりになり静佳に何を言われたか聞いた。

「別に変なこと言ってませんよ。静佳さん、素敵な妹さんですね。」
「は?アレの何処がいい妹なんだ。」
「だって『これからも兄貴のことよろしく』って言ってましたよ。いい妹さんでしょ?」

まさか静佳がそんなことを郁に言ってるとは思わなかった。
そんなことを言われたらいい妹だと認めざるをえない。

「篤さんは素敵なご家族に恵まれて幸せだね。」
「それはお前もだろ。」
「うん。それに篤さんがいるし。」
「それは俺にも言えることだ。ほら。」

そう言って手を差し出すと郁は嬉しそうに手を握った。

その後ろ姿を見送りの静佳たち3人が見て爆笑したのは言うまでもない。

fin.


はい、長々とどうでもいい話にお付き合いいただきありがとうございました。
おめーらどんだけいちゃつけば気が済むんだよ!
という突っ込みは慎んでお受けいたします。
堅物の兄貴がこんなにいちゃついてたら…
妹としてはどうしていいか分からなくなりますね。
ちょっと静佳さんに同情します。兄貴いないけどさ(笑)
人前ではいちゃつくな!って感じですね。
いちゃつかせてるのは私ですけど♪
ベタ甘好きなんだもん。
書いてて恥ずかしかったけど。
次の更新は未定です。
これからは修論終わるまで週1ペースかな。
たまに覗いてやってください★
スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。