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あなたとカモミールティーを

【篤姫と郁姫8】

おはようございます♪
今日も花粉すごいですね。
死にそうです。

そして今日はララスペ発売日だー!
が、本屋ねえよ…。
明日読みに行こうっと♪

【篤姫と郁姫7】の続きです。
やっと郁ちゃん登場です!

【篤姫と郁姫8】
パラレル

苦手な方はダッシュでお逃げください!



ここは城から十数分の距離にある緒形の屋敷。

「戻ったぞ。加代子、郁、柴崎いるか?」

屋敷に戻った緒形が声をかけると奥から3人揃って姿を現した。

「お帰りなさいませ。」
「ん。毬江姫様をお連れした。暫くここで一緒に生活することになる。
手塚も姫様と一緒にここで暮らす。
と言っても手塚には城との連絡を取り合ってもらうけどな。」
「ようこそ、毬江姫様。」
「お世話になります。」
「何故姫様が我が家に?」
「それをこれから話す。」

そう言うと城で聞かされた話をした。
毬江を預かることになった経緯、
毬江の代わりに堂上が玄田の姫として城に留まることになったこと、
敵の目を欺くため小牧と堂上が毎日のように屋敷に訪ねてくることを簡潔に説明した。
姫が誘拐されるかもしれないという深刻な話にも係わらず、
いまいち深刻な雰囲気にならないのは
堂上が女装するということの衝撃が大きいからだろう。

「このお屋敷にお世話になってる間、
私は玄田の娘だということを隠さなければなりません。
出来ることでしたら私を家族として接していただけると助かるのですが―。」
「それでよろしいのですか?」
「えぇ。ですから私のことは『毬江姫』ではなく『毬江』とお呼び下さい。
私も父上様、母上様とお呼びしてもよろしいですか?」

毬江の問いに緒形と加代子は快く了承した。

「郁さんのことは何とお呼びすればいいかしら?」
「私のことは今まで通りではダメかしら?
違う呼び方されたら自分が呼ばれてるの気付かなそうで―。」
「郁さん、流石にそのようなことは―。」

郁の言葉にすかさず毬江がフォローを入れたがその横から柴崎の突っ込みが入った。

「毬江姫様はまだ郁姫様のことを分かってませんね。
この方はそれくらいのことを平気でやらかす方ですよ。ふふっ。」
「柴崎!余計なことを言うでない!」

柴崎に言われ郁は顔を真っ赤にして柴崎を叱りつけたが、
柴崎は全く意に介する様子はなく、しれっとしていた。
そんな2人のやり取りを見て毬江は楽しそうにコロコロと笑った。

「では今まで通り郁さんと呼ばせて頂きますね。
私のこともいつも通り『毬江ちゃん』でお願いしますね。」
「よかった。呼び方変えてって言われたら変えられる自信なかったから。」
「あら、でも堂上さんのことは『篤姫様』と呼ばなければならないのですよ?」
「あー!忘れてた。でも堂上様の女装って想像つかないわ。柴崎想像できる?」

郁に話を振られ俯き少し考えている風の柴崎だったがやがて顔を上げると首をふった。
その顔が必死で笑いを堪えてる様子だったので
どうやら想像してみたらしいということがうかがい知れた。
その様子に手塚以外の面々がクスクスと笑った。
手塚は憧れの堂上が笑いのネタになってるのが快くないらしく1人、渋い顔をしていた。
それを目ざとく見つけた柴崎が手塚をからかったことでクスクス笑いが大きくなった。

「でも堂上様も役得ですね。」

堂上の郁への想いにそれとなく気付いている緒形、毬江、加代子は
顔を見合わせて微笑みながらうなずいた。
一方何を言っているかさっぱり分かっていない様子の野暮天2人。

「柴崎、堂上様が役得ってどういうこと?
まさか女装できるのが嬉しいという訳はないでしょうし。
小牧様とたくさん一緒にいられるのが嬉しいということ?」
「郁さん、流石にそれはないと思いますよ。」

郁の言葉に毬江はおかしそうにクスクス笑った。

「郁様は相変わらずでございますね。毬江様も驚いておいでですよ。」
「柴崎、もったいぶらずに教えよ。」
「そのうち分かりますよ。」

そう言うと柴崎は口を閉ざしてしまった。
仕方なく手塚の様子を伺ってみると手塚も何のことか分からない様子で頭を下げた。

続く


超中途半端に切ってみました(笑)
お待たせしました!
やっと郁ちゃん&柴崎登場です!
でも堂上さんとの絡みはまだでしたね。
次回あたり絡み出てくるのかな?

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