FC2ブログ
 

あなたとカモミールティーを

【I'll give you one million things】

おはようございます。
今日は寒いですねぇ。
雪降るかもらしいですね@都内。

これは昨日急遽考えました。
ひな祭りなのでね。
合宿行ってたら3月なのすっかり忘れていただよf(^_^;

3万ヒット御礼のフリー配布にしようとしたんですけど…
ちと短いかも(^^;
とりあえずフリー配布第1弾で!
また別のフリー配布考えます(笑)
こんなのでよろしければどうぞお持ち帰り下さい。
その際には一言コメントいただけると嬉しいです。

【I'll give you one million things】
堂上班 恋人期間



ある日の堂上班の休憩中。
ふと隣の席を見ると同期の郁が折り紙で何かを作っていた。

「笠原、何作ってんだ?」
「コレ?へへーん。秘密。」
「ああ、そうか。じゃあ別にいいや。」

あっさりと引き下がると不満そうに郁が噛みついてきた。

「ちょっとー、もう少し知りたがってよ。」
「教えたくないんだったら別にこれ以上聞く必要ないだろ。」
「ちょっと勿体ぶっただけでしょう!」
「別にそんなたいした物じゃないんだろう。
いちいち勿体ぶるなよ。」
「イーだ!もう絶対手塚には教えないから。」

折り紙に戻ろうとしたその時、背後から噴き出す音が聞こえた。
振り向くと噴き出したのはもちろん小牧だった。

「汚いぞ、小牧。とっととコーヒー拭け。」
「ごめん、ごめん。
っていうか笠原さん、いくつ?
その年で『イーだ』はないでしょ。くくっ。」
「小牧教官、そんなに笑わなくたっていいじゃないですか!」
「いや、郁。さすがに『イーだ』はないだろ。」
「堂上教官まで―。」

堂上にまで笑われ、というか呆れられ郁はすっかりへそを曲げて机に向き直った。
苛々しながらだと上手く折れないことが多いので意識して丁寧に折った。
すると背後から小牧が話しかけてきた。

「ごめんね、笠原さん。それで何作ってるの?」
「小牧二正、笠原は勿体ぶって教えてくれませんよ。」
「手塚、分かってないね。
女の子は勿体ぶるときほど聞いて欲しいんだよ。」
「そんなもんですかね?」

全く分かっていない様子の手塚に小牧はクスクスと笑いながら再び郁に尋ねた。

「えへへ。
明日はひな祭りなのでお雛様作ろうかなと思って。」
「そっか、明日ひな祭りか。
折り紙でお雛様なんて器用だね。」
「幼稚園とか小学校の時に作ったんですよ。
覚えてるか心配だったんですけどね。」

話しながらも手を休めずに折り続け、ついにお雛様とお内裏様が完成した。

「出来たー!教官、可愛くないですか?
ってアレ?堂上教官は?」

さっきまでいたはずの堂上だったが周りを見回しても姿がなかった。
「せっかく完成したのに」と落ち込みそうになるのを堪えて、
何かあったのかと考えを巡らしたが何も思い付かなかった。
小牧と手塚も同様で首を捻っていた。
その時、堂上が戻ってきた。

「もう教官!何処行ってたんですか?
せっかくお雛様出来たのに教官いないし。」
「すまん。ちょっと買い物行ってた。」

見ると手には確かにコンビニの袋を提げていた。

「コンビニなんて珍しいね。何買って来たの?」
「別にたいしたもんじゃない。」
「ふーん。ならいいけど。
手塚、そろそろ巡回戻ろうか。」
「あっ、はい。」

そう言うと小牧と手塚は事務室を出ていった。

「堂上教官、私たちも行かないと。」
「あぁ、行く。
郁、これやる。」

渡された袋を覗くと中には―。

「これ!」
「ひな祭りにはひなあられと菱餅と白酒だろ。」
「ありがとうございます。
もしかしてわざわざこれ買いに?」
「ついでだ。ついで。
ほら、巡回戻るぞ。」

そう言って歩き出した堂上の耳が赤くなっていたのに郁は気付かなかった。

fin.


短くてすみません。

本当はもっと長くする予定だったんですけど書きあがらなそうで…。
そしてまとまりが悪くなりそうだったのでやめました。
郁ちゃんは幼稚園とか小学校でひな人形作ってたんじゃないかな?
と思いこんなのにしてみました。
これを事務室の机に飾るんだ。
これ恋人何年目かな?
ちょっと結婚直前じゃないかなぁと思うので、噛みつき事件直前で(笑)
スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)