あなたとカモミールティーを

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

【篤姫と郁姫12】

こんにちはー。
実家に帰ってきました。
ネットって素晴らしいね★
でも眠くて…
昨日はSSとか書けませんでした(笑)
今日は書きたいな。
写すだけだけど。
と言うわけでとりあえず書き貯めからUPします。
つい前に1時間くらいUPしたんですが重大なミスに気付き慌てて直しました(^^;
見られた方、すみません。

【篤姫と郁姫11】の続きです。

【篤姫と郁姫12】
パラレル

苦手な方は猛ダッシュでお逃げ下さい!



郁と堂上が部屋から出ていくと小牧は案の定、上戸に陥った。

「くくっ。篤子ちゃんはいつも一言多いよね。」
「ですがそれでこそ篤姫様では?」
「その通りなんだけどね。」
「ですが柴崎さん、流石に郁さんのことからかいすぎでは?」

郁が不機嫌に飛び出したので心配になったのか毬江が言った。
手塚も毬江に賛同して無言で頷いた。

「大丈夫ですよ。いつもこんな感じですから。」
「そうなのですか?」
「ええ。
姫様が3年前にご両親を亡くされてこの屋敷に来た時から、
私は遊び相手兼お世話係として姫様に仕えていますから。
元々はお世話係だったのですが姫様が友達として接して欲しいと仰って。
ですから実際は友達のような関係なんです。」

柴崎の説明は予想外だったらしく素直に驚きを表した。

「そっか。郁ちゃんがこのお屋敷に来たとき毬江ちゃんはまだあまり外に出てなかったからね。
手塚は知ってるよね?」
「はい。忍の学校で師匠から聞いていたので。」

忍の学校では藩内の過去の出来事や情勢、藩外の情勢を叩き込まれると言う。
その他にももちろん忍術なども習う。
手塚は首席で卒業し藩主の玄田に召し抱えられた。
因みに忍の学校の校長・稲嶺和市は玄田の良き相談相手である。

「じゃあそろそろ2人の稽古見に行こうか?」

小牧の提案に3人は喜んで従った。

* * *

「堂上様はその格好の時、刀は?」
「もちろん持ってません。懐刀は持っていますけど。」
「それなら私と同じですね。懐刀使っての稽古はもちろんあるんですよね?」
「えぇ、まぁ。ですが袴と女物の着物では勝手が違うので。」
「じゃあ慣れるために、走りましょう!」

郁の思いがけない言葉に堂上は固まった。
今「走る」と言ったのか?
何故慣れるために走るのだ?
そして一体何処で走るんだ?

「もう!『習うより慣れろ』って言うじゃないですか。あそこまで走るんです。」

そう言って郁が指差したのは城だった。
この格好で城まで走るなど目立つことこの上ない。
一体どんな羞恥プレイだ。

「堂上様、羞恥プレイとか言ってる場合ではありません!」
「姫様、何故先ほどから私が考えていることお見通しなのですか?」
「え?考えていること?堂上様普通に声に出してましたけど?」
「まさか。姫様の駄々もれがうつってしまったのか?」
「ちょっと、堂上様!その言い方失礼なんですけど!
そういうこと言うと薙刀持って走ってもらいますからね!」
「し、失礼いたしました。薙刀だけはどうか―。」

本気で慌てる堂上に郁は思わず噴き出した。
それを見た堂上の眉間に深いシワが寄った。

「郁姫様、私をからかったんですか?」
「別にからかったつもりでは―。ごめんなさい。」
「いえ、そんなに気にしてませんから。所で姫様。」

堂上は話題を変えて提案をした。

「着物に慣れるためには走る前にまず散歩するというのはいかがでしょう?
慣れない着物で走って転びでもしたら恥ずかしいですし。」
「えーっ。せっかく久々に走れるチャンスだと思ったのに。」
「はい?」
「最近、『女らしくしなさい』と父上と母上がうるさくて。
中々外で走らせてくれないんです。
だからと言って屋敷内で走ってると埃がたつからと柴崎に怒られるし。」

頬を膨らませ主張する郁に堂上の頬が緩んだ。
もともと活発な姫だと言うのは分かっていた。
何しろ引ったくり犯を自ら捕まえようとしたくらいだ。
そして2代目クマ殺しでもある。
走るのが大好きな郁が走るのを禁止されたらさぞかし辛いだろう。

「では姫様、みんなで散歩した後、私が慣れたら一緒に走っていただけますか?」
「いいんですか?」
「もちろん。訓練になりますし。」
「えへへ。ありがとうございます。
あっ、散歩したら王子様の手掛かり何か見つかるかな?」

王子様の話を持ち出した途端、堂上の顔付きが変わった。
まずいと思った時には時既に遅し。
眉間には深いシワがきざまれてしまった。

続く


訓練だからって走ることないだろうという突っ込みはナシでw
郁ちゃんと柴崎の関係は一応主従関係だけど、姉妹のような感じにしました。
何故って?書きにくいからです(爆)
そして稲嶺司令を忍学校の校長にしてみました。
が、名前のみで登場しない予定ですw
スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。