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あなたとカモミールティーを

【篤姫と郁姫13】

こんにちはー。
昨日から東京に帰ってきてます。
でも一昨日というか昨日は寝たの朝の5時半とかで…
せっかくネット接続できる環境なのに何もせずに寝てしまった。
今日はひたすらWEBラジオ落としててまだSS書いてませんw
自分を追い込むためにストックから放出♪
まだ続いていた【篤姫と郁姫】シリーズです(笑)

【篤姫と郁姫12】の続きです。

【篤姫と郁姫13】
パラレル

苦手な方は猛ダッシュでお逃げ下さい!




不機嫌そうな堂上と共に戻ろうとすると途中で小牧たちと会った。
散歩に行く旨伝えると6人揃って外へ出た。

「えっと―。何で篤子ちゃんはそんなに不機嫌そうな訳?
今更その格好で外出るのが嫌とは言わないよね?」
「別に不機嫌じゃありません。」
「そう?郁ちゃん、何で篤子ちゃん不機嫌なの?」

小牧の問いにうっかり王子様発言をしてしまったことを郁は白状した。
「相変わらずだね」と小牧が堂上を含み笑いでチラリと見ると、
堂上は「うるさい」と低い声で一言言った。
結局堂上の機嫌を直す役割は
郁は機嫌を悪くした張本人、小牧と柴崎ではからかうだけ、手塚では太刀打ち出来ないから、
という理由で毬江に与えられた。
毬江は「私で大丈夫かしら?」と言いつつ堂上に話しかけた。
郁に話を聞かれない程度の距離を保ち小声で話すことは忘れずに。

「堂上さん、女物の着物では歩き心地いかがですか?」
「足をあまり開けないから大変です。草履も変な感じで。」
「男性はいつも大股で歩きますものね。申し訳ありません、私のせいで。」
「毬江姫様が気に病むことありません。ですから謝らないでください。」
「そう言っていただけると心がけ休まります。」

そう言って微笑むと本題を切り出した。

「堂上さん、やはり王子様の話をされるのは嫌ですか?」
「はい?あっ、失礼いたしました。」

動揺した堂上にくすりと笑うと毬江は話を続けた。

「堂上さんが王子様の話をされると嫌な気持ち分かりますけど、
私は郁さんが話してしまう気持ちも何となく分かります。」
「何故ですか?」
「一言で説明すると難しいのですが―。
郁さんが王子様に憧れるのは多分、女子が上様に憧れるのと同じ感じじゃないかしら。
お礼もしっかり言えなかったみたいですし。
お会いしてただお礼を言いたいだけなんですよ。
思い出が美化され過ぎて王子様にまで格上げされてるのは郁さんらしいですけど。
それに、郁さんはしっかり堂上さんのこと見てますよ?」
「はい?」
「ふふっ。だからもう機嫌を直してください。郁さんが可哀想ですよ。」

困ったような顔をした堂上に「頑張ってくださいね」と言い残し毬江は郁の元へ戻った。
郁の元へ戻ると心配そうに郁が問いかけてきた。

「毬江ちゃん、堂上様大丈夫だった?」
「多分大丈夫だと―。郁さん行って差し上げたら?」
「えっ。でもまた機嫌悪くなったら困るし。」

少し悩んだ後、思い立ったように柴崎と話してた小牧を呼ぶと堂上の元へ行くよう頼んだ。

「郁ちゃんは行かないの?」
「うん―。またうっかり変なこと言っちゃいそうで。」
「そっか。じゃあ行ってくるよ。一応婚約者だしね。」

何故か楽しそうに堂上の元へ向かった小牧の背中に毬江は「機嫌を損ねさせないで下さいね」と告げた。

「篤子ちゃん、大分歩き方慣れてきたんじゃない?」
「そう?お陰さまで。」
「あぁ、郁ちゃんのことお姫様抱っこしたしね。」
「あれは仕方なくだ。」

ボソリといつものトーンで不機嫌そうに呟く堂上を小牧は全く意に介さなかった。

「ふーん。別にいいけどね。で、訓練って具体的に何やるの?」
「お城まで走るって。」
「え?」
「だから、お城まで走るって!」
「っはははは。やっぱり郁ちゃん面白いわ!走るってその格好で?!あははは。傑作だ。」
「郁ちゃんが走りたいって言うんだから仕方ないでしょ。
緒形様にもっと女性らしくするよう言われてるみたいであまり体を動かせないんだって。」

走ることになった経緯を何とか説明してみようと試みたが、
上戸に入っている小牧は全くと言っていいほど話を聞いていなかった。
文句を言おうと口を開きかけたその時、背後から悲鳴が上がった。


続く



さて、誰の悲鳴でしょうか?
郁姫?柴崎?毬江姫?それともまさかの手塚?!
そして何が起きたのか!
ご想像にお任せします。
次の更新で明らかになりますけど。
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