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あなたとカモミールティーを

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【I can trust what you'll do】

座学受けてる時になんとなーく浮かびましたw
そしてちまちまノートに書いてました。
ちゃんと説明聞けよ!という突っ込みはなしで。

【I can trust what you'll do】
堂郁 夫婦



「えーっ!」

特殊部隊全体の朝礼で玄田の口から告げられた言葉に思わず郁は叫んだ。
が、事前に今日発表すると聞かされていた堂上は郁の反応が想定の範囲内だったらしく、
郁が叫ぶと同時に横から手で口をふさいだ。
堂上の見事な反応に特殊部隊隊員は「おぉ!」とどよめき、
玄田からも「さすが堂上」と声が上がった。
しかし堂上に称賛の眼差しが向けられたのも束の間。
「痛っ!」という声と共に堂上の手が郁の口から離れた。

「アホか貴様!人の手を噛むな!何回噛めば気が済むんだ!」
「アホはこっちの台詞です!鼻まで一緒に塞ぐことないじゃないですか!
いきなり息できなくなったら苦しいんですからね!」
「お前が叫ぶから悪いんだろうが!阿呆!」
「阿呆、阿呆言わないで下さい!」
「はい、ストップ。お2人さん。朝礼中だってこと忘れないでね。」

小牧の言葉に周囲を見渡すと手塚は困ったように視線をそらせ、
隊長をはじめ他の面々は面白そうにニヤニヤと2人を見ていた。
状況に気づいた2人は耳まで赤くしてうつむいた。

「何だ2人とも、もう終いか?もっとやってていいぞ。」
「「やりませんよ!!」」
「相変わらず息ぴったりだな。まぁ、いい。
笠原、手塚、詳しいことは班のミーティングで聞け。」
「はい。」
郁と手塚が揃って敬礼すると次の話に移った。
班のミーティングになると早速郁は堂上に訴えた。

「教官、無理ですよ!手塚ならともかく私にそんなこと出来ませんよ。」
「待て、今説明するから。」

玄田から伝えられた言葉は郁と手塚が新入隊員の教育係に決まったということだった。

「何もお前に座学を教えろと言う訳じゃない。
2人とも軍事訓練の教官だ。」
「よかった。」

座学担当でないと浮かれた郁に堂上は釘をさすことを忘れなかった。

「もちろん、新入隊員に聞かれたときに答えられるほどの知識は持ってないとまずいがな。」
「えっ!」
「手塚は問題ないだろ。」
「はい。」
「笠原はよく復習しておけよ。」
「うっ―。はい。」

堂上の説明によると特殊部隊に新人が入ってくることは滅多にない。
(郁と手塚は異例中の異例だ。)
新人を教えることによって自分自身も成長できるが2人はその機会に恵まれていない。
そこで特殊部隊から2人教育係を出すことになったとき、
堂上が隊長に頼み郁と手塚を教育係にした。
手塚の場合は問題ないが郁は女性での軍事教官になる。
あってはならないことだがなめてかかる新人がいないとも限らない。
そうなった時、郁を助けることが出来る人はいない。
自分自身で対処しなければ余計になめられる結果とかってしまうからだ。
そのことを郁に伝えると郁も分かっており
「大丈夫です。ちゃんと自分で対処しますから。」
と心強い返事が返ってきた。
班会議が終わると小牧がおもむろに側に来て
「笠原さんも大変だと思うからプライベートではちゃんと堂上がフォローしてあげないとね。」
と囁いてきた。

「言われなくてもそんなことは分かってる。」

憮然と返すと、「余計なお世話だったね。ゴメン、ゴメン。」と楽しそうに席に戻った。

* * *

その夜、堂上が官舎へ戻ると夕飯の支度を終えた郁がリビングで何かを読んでいた。

「ただいま。」
「あっ、おかえりなさい。ごめんね、気付かないで。今温めるから着替えて来ちゃって。」
「あぁ、悪いな。」

着替えてリビングに戻ると食事の支度が整っていたので早速揃って食事を取った。

「郁、さっき真剣に何読んでたんだ?」
「あぁ、新入隊員の時に使ってた座学の教本。
今から復習しておかないと間に合わなそうで。」
「お前な、新人が入ってくるまでまだ1ヶ月以上あるんだぞ。
どんだけ覚えてないんだ、全く。」
「そんなこと言われたって昇任試験が終わったら忘れちゃったんだもん。」
「アホか、お前は。」
「だって覚えること多すぎだったんだもん。」

郁の言葉に堂上は眉間のシワを深くしてため息をついた。

「あっ、でもでも、さっき読んでたやつは意外とちゃんと覚えてたよ。」
「どれ読んでたんだ?」
「あの青い表紙のやつ。」
「あれは覚えてて当たり前だ!日常業務に関することくらいしか書いてないだろ。」
「そうだけど―。」
「まぁ、いい。これからは俺が毎日しごいてやるからな。」

そう言って意地悪く笑う堂上に思わず郁は逃げ腰になった。

「あの―しごくってどうやって?」
「そうだな―。間違えたらチョコでも食わせるか?
書庫業務覚えるのに柴崎にやられたみたいに。」
「わぁぁ、嫌だ嫌だ!っていうか何で篤さんそんな昔のこと覚えてるのよ!」
「それはな、あの時のお前の顔はかなり痛々しかったからな。」
「もうっ!思い出させないでよ!」
「じゃあ間違えるごとに腕ひしぎでもしてやろうか?」
「篤さん!」
「冗談だ。」

そう言って楽しそうに笑う堂上に郁は「からかわないでよ!」と怒った。

「すまん、すまん。妥当な所でお前からキスだな。」
「へ?」
「もちろん、口にだぞ。」
「えーーーっ!」

こうして翌日から堂上による座学が始まった。
しごきが効を奏したのか新人に質問されてもよどみなくスラスラ答え手塚をも圧倒し、
来年は郁に座学の教官も頼もうと言う話が出たとか出ないとか。

The End.



最初にも書いたけどこれは完全に私が座学中にメモ帳に真剣に書いたSSです。
だってさ、座学ってつまんないじゃん?
寝ちゃう郁ちゃんの気持ちがよくわかりまし。
私はほとんど寝ませんでしたよ♪
座学は7日間あったんだけど、
最初の3日間は最前列だったので真面目に聞きつつ脳内妄想。
後半4日間は前から3列目になったから完全にSS作成タイムでした(笑)
端から見たらかなり真面目にメモしてる子だったにちがいない。
実際はSS書いてただけだw
今は完全に肉体労働期間なのでメモなんて取れない…
ひたすら立ちっぱなしで両手活用でネジ閉めたりクランプはめたりなので。
手のひらが筋肉痛ですw
そして頭の中はミュージカル流れてます。もしくはアニソンだ。
でもって時々堂上ボイスで「今日はよく頑張ったな」みたいなw
で間違えると「アホか、貴様!」って怒られるんだよ。
脳内は覗かれたくないですね。
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| | 2010/02/28 (Sun) 23:56 [編集]


 
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