FC2ブログ
 

あなたとカモミールティーを

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

【ceremony】後編

ビタミンは!
昨日はひどかったです。
ブログUPした後ひたすらDVD見て、結局寝たの5時?6時?くらいでしたw
なので今日は12時過ぎまで寝てました。
でも郵便局にお金おろしに行かなきゃ!と思って慌てて起きました。
郵便局、1230時までなんだもん。
と思って急いだのに着いたら1700時までやってるって!
なんで?!いつから?!とびっくりしたと同時に嬉しかったです。
そしてひたすらネットサーフィンしてDVD見てました。
でもちゃんと夕飯作りましたよ。
ケダ天でカレーの話してるの聞いてたらカレー食いたくなって、作りました♪
でもジャガイモ買いに行ったら大量で…
急遽ポテトサラダも作りました。
いやぁ、私かなりのんびり作るので結構時間かかりました。
それにしてもどうしてジャガイモって少量で売ってないのかしら?
一人暮らしに冷たいなぁ。

というわけで本日のSSです。
【ceremony】前編の続きです。
【ceremony】後編
特殊部隊 夫婦



予想したクラッカーの破裂音はなかった。
その代わりにCDが大音量で流された。
曲はもちろんパパパパーン パパパパーン―という結婚式でなじみのあの曲だ。
そして床には赤いカーペットが敷かれ、カーペットを辿った正面の壁には
『新婚、クマ殺し夫婦いらっしゃい』と墨痕鮮やかに…
ではなく誰が書いたか見当もつかないメルヘンチックな垂れ幕が飾ってあった。

「可愛い!!!」
「でしょ?毬江ちゃんに作ってもらったんだ。」
「うわぁ、毬江ちゃんすごい。」
「ほらほら、お2人とも腕組んで前へどうぞ。」

小牧に言われ郁は嬉し恥ずかしそうに、堂上は仏頂面で腕を組み足を踏み出した。
すると長くはないカーペットの両側に並んだ隊員から花びらがまかれた。
まかれたというより投げ付けられたという方が正しいようなフラワーシャワーにも、
郁は喜び嬉しそうに堂上を見、堂上はそんな郁に思わず頬を緩めた。
堂上の表情に「やってらんねぇな」などの言葉が独身隊員の口々から漏れた。
2人が正面に着くと体調室から玄田が折口と一緒に出てきた。
玄田の手には手作りと思われるくす玉が握られていた。

「堂上、笠原、おめでとう。ほら、くす玉を割れ。」

玄田の言葉に2人で恐る恐るひもを引っ張ると中からはいかにも手作りの紙吹雪と共に、
今度こそ墨痕鮮やかに描かれた垂れ幕が出てきた。

『クマ殺し夫婦誕生!』

と書かれた垂れ幕に夫婦そろって抗議の声を上げた。
2人を無視してプチセレモニーは続いた。
緒方が「堂上夫妻おめでとう」という言葉と共にすまなそうにタスキを2人にかけた。
堂上のタスキには『クマ殺し王子様(新郎)』、
郁のには『クマ殺しお姫様(新婦)』と書かれていた。
そして肩の部分にはご丁寧にクマの小さなぬいぐるみが縫い付けられていた。
次に進藤が堂上には王冠を、郁にはティアラを乗せた。
もちろんその両方ともにクマが付いており、頭から落ちないようピンでしっかり留められた。
続いて小牧から堂上に、手塚から郁にフラワーアレンジメントが手渡された。
もちろんクマ仕様だ。
クマだらけのセレモニーに2人とも苦笑いを漏らしたが、
その苦笑いの中にも幸せがにじみ出ていた。
最後に折口に記念写真を撮ってもらいセレモニーは終わった。
席に戻る2人の背中に玄田が声をかけた。

「今日1日タスキはかけたまま、頭も付けたまま業務を行うこと。」
「「はい?」」
「隊長命令だ。ついでにペアはお前ら2人と小牧・手塚組に変更だからな。
あと床の掃除もしておけ。」

横暴な玄田に2人は半ば自棄に返事を返した。

* * *

昼休み、班で昼食を取っていると柴崎がやってきた。

「あら、クマ殺し夫婦じゃない。」

語尾にハートがつきそうな勢いで話しかけられ堂上はみそ汁を噴き出し、
郁はご飯を詰まらせた。

「堂上、汚い―。」
「うるさい。郁、大丈夫か?」
「―うん、大丈夫。もう柴崎やめてよ!」
「あら、本当のことじゃない。ねぇ、小牧教官。」
「そうだよ、そんなに嫌がることないでしょ。手塚もそう思うよね?」
「自分にふらないで下さい。」

手塚のうろたえぶりに小牧と柴崎が上戸に入ったのは言うまでもない。

「それにしてもコレ、誰が考えたの?」
「隊長に決まってるだろう。それに進藤三監も。」
「でもよく見ると可愛いじゃない。誰が作ったの?」
「柴崎もそう思う?可愛いよね。恥ずかしいけど嬉しいもん。」

そう話す郁の表情はニコニコと嬉しそうで堂上も微笑んだ。
さすがにもう突っ込むのも面倒なのか誰も堂上の表情に触れなかった。

「笠原さんにそう言ってもらえると嬉しいな。
クマのぬいぐるみと花はこの間毬江ちゃんと探したんだ。」
「じゃあこれ、毬江ちゃんの趣味ですか?可愛い!」
「いや、俺の―。」
「えっ?!」
「冗談。毬江ちゃんのだよ。」
「よかった。お礼言っておいてください。」

毬江の趣味が郁に賛同され小牧は嬉しそうに了解した。

「因みにタスキと冠に縫い付けたのは進藤三冠の奥さんね。」
「すいぶんと大がかりに仕込んだんだな。」
「なんかね、張り切っちゃったんだよね、2人が。」

苦笑いの小牧に堂上も苦笑いをこぼした。

* * *

「堂上教官、日報お願いします。」
「ああ。――よし、大丈夫だ。帰っていいぞ。」
「はい―。」
「どうした?」

どことなくしょんぼりした様子の郁に声をかけると
フルフルと首を振るだけで何も言わなかった。
が、なんとなく理由は察することができた。
手招きして視線を合わさせると頭に手をやり髪をくしゃりとかき混ぜた。

「まだ書類が残ってるから先に帰っててくれるか?」
「うん。じゃあご飯作って待ってる。頑張ってね。」
「すまんな。お疲れ。」
「お疲れさまでした。」

郁が事務室を出た途端、寒気を感じ周囲を見渡すと、
事務室に残っていた隊員みんながみんなニヤニヤ顔で自分を見ていた。

「『先に帰っててくれるか?』」
「『じゃあ、ご飯作って待ってる。』かぁ、見せつけてくれるじゃねーかよ。」
「アレだろ?帰ったら『お風呂にする?ご飯にする?それともア・タ・シ?』とかやるんだろ?」
「いいよな、新婚は。」

好き勝手言い始めた隊員に無視を決め込み、
1分でも早く帰れるよう書類を猛スピードで仕上げ始めた。

「堂上、実際のところ3日間一緒に生活しててどうなんだ?」
「毎日ヤッてるんだろ?」
「しかしあの笠原をよくあそこまで育てたよな。さすが王子様だ。」
「おい、堂上、無視するな。」
「黙って仕事してください!」
「おまえ、そんなに早く帰りたいのか?」
「そりゃ可愛い嫁さんが待ってるもんな。」
「そうです!郁が待ってるので邪魔しないでください!」

開き直った堂上の言葉に事務室はシーンと静まり返った。

The end.



というわけでこんな感じになってみました。
ありきたりな感じにしようかとも悩んだんです。
別冊1的な奴に。
でもそうすると面白くないかな?と思い可愛い感じにしてみました。
特殊部隊も女性陣の協力でこんなことだってできるんじゃいということです。
今回は珍しく柴崎がノータッチです。
なんででしょうね?
深い意味は全くありません。
でもやっぱりノートに書いたのを写すのはしんどいですねw

スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。